金沢在住パパ スローライフをめざして

金沢在住、二児の父です。節約や工夫、家庭菜園、釣りなどで生活を楽しくするための記録です。

石川県における桜島大根の栽培記録と料理

 2年前、妻が鹿児島旅行に行ったときに、桜島大根の種を買ってきました。今年から家庭菜園を始めたので、そこに植えてみました。

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9月21日の桜島大根

 牛糞を土に混ぜて耕したのち、8月下旬に種をまき、9月にはいくつかの株が育ちました。種は1か所に5粒ずつほどまき、その後薄く覆土して水をやり、株間は60センチほど開けてあります。しかし、種に対して発芽率が低く、1か所に5粒ほどまいて水をやっても、一つも発芽しない箇所がいくつもありました。この時点でかなり葉っぱは大型で硬く、普通の大根とは違う形をしています。

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11月22日の桜島大根

 植えてから3か月後には巨大な葉に育っています。これはその時点でも最大クラスのものです。葉っぱはゴワゴワしており、たまに緑色の芋虫がついて葉を食害しています。

 間引きを2回ほど行い、そのたびに大匙一杯ほどの化成肥料を施しました。

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白い部分が見えてきた

 普通の大根は10月くらいに白い部分が見え、収穫適期を迎えるのに対し、桜島大根の成長はゆっくりで、11月下旬になってやっと白い部分が見え始めました。本当は1月や2月までおけばもっと成長するのですが、市民農園は12月で休園になり、地面をトラクターでひっくり返してしまいます。そこでやむを得ず、12月6日に収穫しました。

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取れた中で最大クラスのもの

 最大クラスで直径30センチくらいだと思います。普通の大根とは違い、まるくてずんぐりした形をしています。葉っぱを持って引っ張ると地面から出てきました。これはましな方の形で、他のものをとると、細くてみすぼらしい形のものもいくつもありました。やはり時期尚早なのでしょう。

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はげしく二股

 とれた中で、はげしく二股になっているものを調理してみました。これは、最も初期から大きく葉が茂っていた、いわばうちの畑における桜島大根のエースというべき株でした。しかし、二股になっていたのは残念です。

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切断面は綺麗

 包丁で切断すると、断面にはみっちりと肉がつまっており、おいしそうでした。

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ヤリイカ桜島大根の煮物

 ヤリイカ桜島大根をだし汁、みりん、しょうゆで煮ます。沸騰してから20分弱火で煮たら、大根がやわらかくなりすぎました。もっと時短すればよかった。また、ヤリイカのワタを除かなかったので、イカスミで煮汁が黒くなりました。

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ヤリイカ桜島大根の煮物 & チンゲンサイと豆腐炒め

 煮物が完成しました。食べてみたところ、桜島大根には少し苦みがありました。普通の大根のように苦みなしとはいかず、少し食べにくさを感じました。また、煮過ぎたため軟らかくなりすぎました。もっとサックリとした食感を残したい。

 それに、2月のぎりぎりまで残して、もっと巨大な大根を収穫したかった。